ガソリンスタンド

ガソリンスタンド難民にならないアプリ活用テクニック

日曜日の山間部は「定休日」なんてことも

都会に住んでいると忘れがちですが、地方、特にツーリングで訪れるような山間部のガソリンスタンドには日曜定休という恐ろしいトラップが存在します。

以前、岐阜の山奥を気持ちよくツーリングしていた時のことです。
メーターの給油ランプが点灯したのですが、ナビで見たら次の集落にスタンドのマークがあるから大丈夫と高を括っていました。

しかし、たどり着いたそのスタンドは、シャッターが閉まり、ロープが張られていました。

日曜定休の看板を見た瞬間、それまで美しく見えていた山々の景色が、一瞬で絶望的な荒野に見えました。

次のスタンドまで30km。
携帯の電波も怪しい。

冷や汗をかきながら、アクセルをなるべく開けずに惰性で坂を下る燃費走行で、なんとか峠を越えました。

あの恐怖体験以来、私は事前の給油計画を徹底しています。
特にタンク容量の小さいバイクに乗っている場合、航続距離は生命線です。

山に入る前、つまり最後のコンビニと同じタイミングで、たとえタンクが半分残っていても満タンにするクセをつけました。

ガソリンの残量は、心の余裕そのものですから。

gogo.gsとGoogleマップの二刀流検索

スタンド探しで最強のツールは、ガソリン価格比較サイトの「gogo.gs」とGoogleマップの併用、いわゆる二刀流です。

まずgogo.gsでルート上の安いスタンドや、セルフの店舗を探します。
ここまでは普通ですが、重要なのはここからです。

必ずGoogleマップでその店舗を再検索し、最新の口コミや写真を確認するんです。

Googleマップの良いところは、閉業の情報が早いことと、ストリートビューで現地の様子が見られることです。

あまりに寂れたスタンドだと、ハイオクを扱っていなかったり、クレジットカードが使えなかったりすることもあります。

また、ユーザー投稿の写真で「日曜休みでした」「祝日は時短営業です」なんて貴重な情報が見つかることも。

さらに、口コミの日付も重要です。
最後の口コミが3年前だったら、今は営業していないリスクがあります。

デジタルの力を駆使して、アナログな現地情報の鮮度を見極める。

これが令和のツーリングライダーの賢い生存戦略です。

圏外リスクに備えるオフラインマップとトリップメーター

アプリ活用と言いましたが、山奥には最大の敵圏外が潜んでいます。

いざ検索しようとしたら「電波がありません」で地図すら表示されない。
これでは最新のiPhoneもただの文鎮です。

だから私は、山間部に入る前にGoogleマップのオフラインマップ機能を使い、そのエリアの地図データをダウンロードしておきます。
これなら電波がなくてもGPSだけで自分の位置とスタンドの場所が表示されます。

そして、もっと原始的だけど確実なのがトリップメーターです。
自分のバイクが満タンで何キロ走るか、正確に把握していますか?
リッター30kmでタンクが10Lなら、理論上は300km。

マージンを取って250km走ったら給油、という自分ルールを決め、給油のたびにトリップAをゼロにリセットする。

スマホのバッテリーが切れても、バイクのメーターは嘘をつきません。

あと何キロ走れるかを常に数字で把握しておくことは、デザイナーが納期から逆算してスケジュールを組むのと同じくらい、心の安定に繋がりますよ。