コンビニは優秀な下ごしらえ済み食材庫
キャンプだからといって、必ずしも道の駅で地場の野菜を買ったり、肉屋でステーキを買ったりして、一から調理する必要はありません。
特にソロキャンプでは、食材を余らせてしまうのが一番のストレス。
キャベツ一玉買っても食べきれないし、残りをバイクに積んで持ち帰るのは現実的じゃありません。
そこで私が活用するのが、セブンイレブンやローソンなどのコンビニ食材です。
最近のコンビニ惣菜は本当にクオリティが高く、しかも一人分に小分けされています。
これは積載ライダーにとっては、まさに下ごしらえ済みの食材庫。
例えば、サラダチキン、冷凍のブロッコリー、パックのポテトサラダ。
これらを組み合わせるだけで立派な前菜になります。
包丁なんていりません。
手で裂いたり、そのまま盛り付けるだけ。
ゴミも最小限で済みますし、まな板を洗う手間も省けます。
これは手抜きではなく、合理的な効率化と呼びましょう。
色を意識して組み合わせる色彩デザイン術
とはいえ、コンビニ食材をそのまま袋から出して食べるのは味気ないですよね。
そこで私、デザイナーとしてのこだわりを発揮するのが色彩設計です。
肉や揚げ物のような茶色いものばかり選ばず、赤や緑を取り入れるだけで、一気に料理っぽくなります。
おすすめは生ハム×カマンベールチーズ×冷凍フルーツの組み合わせ。
カマンベールチーズの上に生ハムを乗せ、横に解凍されたマンゴーやベリーを添え、黒胡椒を振るだけ。
これだけで、バルで出てくるような一皿の完成です。
冷凍フルーツは保冷剤代わりにもなるので一石二鳥。
また、焼き鳥缶(たれ)×カットネギ×一味唐辛子も鉄板です。
中身をシェラカップに移して軽く温め、たっぷりのネギを散らすだけで、赤と緑のコントラストが食欲をそそる極上のおつまみに変身します。
味覚だけでなく視覚で楽しむ。
これがキャンプ飯を格上げするコツです。
器への移し替えで魔法をかける
コンビニ飯を映えさせる最大のコツ、それはプラスチックの容器から出すこと。
これに尽きます。
どんなに美味しい料理でも、コンビニのプラスチックパックのままだと日常の延長になってしまいます。
私はシェラカップやメスティンの蓋、あるいは木製のカッティングボード(皿として使用)に必ず盛り付け直します。
洗い物が面倒な時は、厚手のアルミホイルや紙皿を使ってもOKです。
使い捨て容器ではなく、食器として見える素材を選ぶだけで、雰囲気はグッと良くなりますよ。
たったこれだけの手間で、コンビニのポテトスナックや乾き物でさえ、キャンプの雰囲気を纏った特別な料理に見えてくるから不思議です。
ランタンの灯りの下、お気に入りのチタン皿に盛られた料理をつまみながら、ハイボールを飲む。
中身は数百円のコンビニ食材でも、その空間と時間はプライスレスな贅沢になります。
無理に料理を頑張って疲れ果てるよりも、その分の時間を焚き火を眺める時間に使いたい。
手間をかけずに心を豊かにする、それが私のキャンプスタイルです。
