降水確率40%の撤退ラインを明確にする
週末の天気が雨マークに変わったときの、あのどん底まで落ちる気分。
分かります、痛いほど分かります。
楽しみにしていたキャンプだからこそ、小雨なら行けるんじゃないか?山の天気は変わりやすいし…と、都合の良い方に解釈したくなるのが人情です。
でも、自然相手に期待や願望は通じません。
重要なのは、感情に左右されずに中止の判断を下す基準、いわゆる撤退ラインを自分の中に持っておくことです。
私の場合、現地の降水確率が40%以上かつ降水量が2mm以上の予報が出たら、潔くキャンプツーリングは中止にします。
1mm程度の小雨ならタープ下で雨音を楽しむのもオツですが、2mmを超えると設営・撤収が苦行になり、地面はぬかるみ、バイクの運転もスリップのリスクが跳ね上がるからです。
濡れた路面での転倒や、視界不良による事故のリスクを冒してまで行く価値はありません。
勇気ある撤退は、決して負けではありません。
次の快晴の週末に、万全の状態で楽しむための戦略的延期なんです。
屋根のあるドライブインと温泉巡り
キャンプを中止にしたからといって、家でふて寝して週末を無駄にするのはもったいないですよね。
そんなときこそプランBの発動です。
私がよくやるのは、電車に乗り換えて、それかカッパを着込んで覚悟を決めて、屋根のあるスポットを巡るグルメ&温泉ツアーへの切り替えです。
例えば、普段のツーリングでは素通りしてしまうようなレトロな自動販売機コーナーや、道の駅のグルメ探索。
屋根のある場所なら雨も気になりませんし、キャンプ飯の代わりに現地の美味しいものを食べるのもまた一興です。
特におすすめなのが、大型のアウトドアショップ巡りです。
次のキャンプで使うギアを物色したり、店員さんとマニアックな話をしたり。
そして冷えた体を日帰り温泉で温める。
テント泊はできなくても、非日常を味わうという目的は達成できます。
地図を眺めてここ、雨の日なら空いてそうだなというスポットをGoogleマップの行きたい場所リストにストックしておくのが、遊びの幅を広げるコツです。
究極の代替案:自宅で部屋キャンとメンテナンス
どうしても外に出るのが億劫なほどの豪雨なら、自宅のリビングでキャンプをする部屋キャンも意外と楽しいですよ。
お気に入りのギアを部屋に広げ、部屋の電気を消して、オイルランタンの灯りだけで過ごすんです。
これだけでも雰囲気はガラリと変わります。
クッカーで料理を作り、シェラカップでお酒やコーヒーを飲む。
窓の外の雨音をBGMに、読みたかった本を読んだり、次のツーリング計画を練ったり。
そして何よりおすすめなのが、普段は忙しくて手入れできていないギアのメンテナンスです。
オイルランタンの芯を替えたり、ナイフを研いだり、革手袋にオイルを塗り込んだり。
道具と向き合う静かな時間は、雨の日だからこそ味わえる贅沢です。
雨だから何もできないと嘆くのではなく、雨だからこそ、これができると発想を転換すれば、どんな天気でも週末は最高のものになります。
メンテナンスされたギアを見れば、次の晴れの日がもっと楽しみになりますよ。
