蒸したさつまいも

アルミホイル&紙皿の活用レシピ

冬の炊事場は指先の感覚を奪う地獄

冬キャンプは空気が澄んでいて虫もいないので大好きなんですが、唯一にして最大の欠点が洗い物です。
お湯が出る高規格キャンプ場ならいいですが、多くのキャンプ場、特にライダーが好むような穴場スポットは冷水しか出ません。

氷点下近い気温の中、冷たい水で油汚れのついたクッカーを洗うのは、もはや修行か拷問です。

指先の感覚がなくなり、油は冷えて白い塊になり、スポンジはヌルヌル…。
何度洗っても綺麗になった気がしません。

それを避けるためにも、私は冬場に限っては洗わないという選択をします。
そのための最強アイテムが、アルミホイルと紙皿です。

使い捨てはエコじゃないという意見もあるかもしれませんが、冷水で落ちない油汚れのために大量の洗剤を流して水を汚すよりかは良いのかな…と。

何より、風邪を引かないための自己防衛策として、冬だけは割り切っています。

ホイル焼きこそ最強のほったらかし料理

アルミホイルは調理器具としても優秀です。
特に厚手のバーベキュー用ホイルがあれば、フライパンがなくても何でも作れます。

私の定番は、鮭とキノコ、バターを包んで焚き火の端っこに放り込んでおくホイル焼き。
遠赤外線効果でふっくら仕上がりますし、焦げ付きを気にする必要もありません。
醤油をちょっと垂らせば、日本酒泥棒な一品の完成です。

他にも、サツマイモを濡れた新聞紙で包み、その上からさらにホイルで包んで焚き火に突っ込めば、専門店顔負けのねっとり焼き芋になります。

リンゴを包んでシナモンを振れば焼きリンゴデザートに。
食べ終わったら、ホイルを丸めてゴミ袋に入れるだけ。

クッカーを汚さずに温かい料理が食べられるなんて、最高じゃないですか。

焦げ付いた鍋をガリガリ洗う時間があるなら、温かいシュラフに潜り込んで星を見たり、お酒を飲んだりする時間に使いたいですよね。

紙皿だって深型を選べば立派な食器

紙皿というと、バーベキューで風に飛ばされるペラペラの白い皿をイメージするかもしれませんが、最近は進化しています。

私が愛用しているのは、100円ショップで売っているバガスや竹パルプを使った茶色い紙皿です。
厚手で丈夫な上、見た目もナチュラルでキャンプの雰囲気を壊しません。

特に深さのあるボウルタイプを選べば、汁気のある煮込み料理やカレーを入れても安心です。

食べ終わった後の紙皿は、キッチンペーパーで汚れを綺麗に拭き取ってからゴミ袋へ入れます。

ポイントは、必ず汚れを拭き取ること。
そのまま捨てるとゴミ袋の中で腐敗臭の原因になりますし、帰りのバイクで匂いが漏れたり、キャンプ場で野生動物を呼び寄せてしまったりするリスクがあるからです。

完全に綺麗にしてから密閉する。
これが私のルールです。

アルミホイルと紙皿を駆使して、洗い物という家事から解放される。

これぞ非日常を最大限に楽しむための、合理的なライフハックです。